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2026.09.25
社長ブログ
うまくいく前提で進める会社ほど、あとで慌てやすい
新しい取り組みを始めるときは、前向きに考えることが大切です。
ただ、その前向きさが強くなりすぎると、「たぶん大丈夫」「自分たちはうまくやれるはずだ」という見方に偏り、見えているはずのリスクまで軽く見てしまうことがあります。
人は、自分には良いことが起こりやすく、悪いことは起こりにくいと考えやすい傾向があります。
そのため、過去の失敗例や周囲の厳しい状況が見えていても、「自分たちは違う」「今回はうまくいく」と思いやすくなります。
この感覚は、挑戦する力にもなります。
けれど同時に、準備不足や見通しの甘さを生みやすくもあります。
売上予測、採用計画、工期、投資判断などで楽観が強すぎると、あとで修正に追われやすくなります。
仕事で必要なのは、悲観ではなく、前向きさと現実感の両立です。
うまくいく可能性を見ることは大事ですが、うまくいかなかった場合の想定まで持っている会社のほうが、結果として強くなります。
前向きであることと、甘く見ることは違います。
本当に前に進むためには、期待だけでなく、起こりうる不都合まで見ておく姿勢が欠かせないのだと思います。
心理学では、自分には良い結果が起こりやすく、悪い結果は起こりにくいと見積もってしまう傾向を楽観バイアスと呼びます。
前向きさの裏でリスクを小さく見てしまいやすいため、挑戦するときほど意識しておきたい心理のひとつです。