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2026.06.08
社長ブログ
一度決めた方針を変えにくいのは、“一貫していたい気持ち”があるから
本当は途中で見直したほうがいい。
そう分かっていても、なかなか方針を変えられないことがあります。
「ここまでやってきたのだから」
「今さら引き返しにくい」
「前に決めたことを、ここで変えるのはどうなのか」
そんな気持ちが出てくるのは、単なる意地ではありません。
人には、一度決めたことと今の行動を、できるだけ一致させていたい気持ちがあります。
人は、自分の言ったことや決めたことに一貫性があるほうが安心します。
しかも、途中で方針を変えないことは、周囲から見ると「信念がある」「責任感がある」「筋が通っている」と映ることがあります。
だからこそ、本当は見直したほうがいい場面でも、続ける理由を探しやすくなるのです。
会社では、こうしたことがよく起こります。
採算が合わないやり方。
効果の薄い方針。
現場に合わなくなった仕組み。
それでも、「やめることは間違いを認めることだ」と感じると、見直しは遅れます。
続けること自体が目的になってしまうと、判断は少しずつズレていきます。
でも本当に大切なのは、同じことを続けることではなく、目的に合った判断を選び直せることです。
やり方を変えることは、軸がないことではありません。
むしろ、状況が変わっているのに修正しないほうが、会社にとって危うい場合もあります。
経営に必要なのは、形だけの一貫性ではなく、状況に応じて見直せる柔軟さです。
途中で変えることは弱さではなく、今の状況に合わせて責任ある判断をし直すことです。
そう考えられる会社ほど、無理に続けることを減らし、前に進みやすくなるのだと思います。