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強い会社は、顧客の“その先のお客様”まで見ている
仕事をしていると、どうしても値段は気になります。
見積もりを出せば比較されるし、競合がいれば「少しでも安くしないと難しいのではないか」と感じることもあります。
もちろん、価格は大事です。
実際に、消費者の多くは最初の検討段階で価格を強く意識しています。
けれど一方で、長く選ばれる会社は、値段だけで決まっているわけではありません。
商品やサービスそのものと同じくらい、企業がどう関わり、どう届けるかが重視される時代になっています。
BtoBtoCという考え方
BtoBの仕事では、直接の取引先だけを見ていては不十分です。
本当に大事なのは、取引先のその先にいるお客様に何が届くかです。
つまり、BtoBtoCという考え方です。
返事が早い。
説明が分かりやすい。
納品後に使いやすい。
トラブルが起きても誠実に対応する。
こうした一つ一つが、取引先の仕事をしやすくし、その先のお客様の安心感にもつながっていきます。
つまり、求められているのは、単に商品やサービスを渡すことではありません。
「この会社が入ると、その先のお客様にも使いやすさや安心感まで届けられる」
そう思ってもらえることです。
値段で選ばれる会社は、もっと安い相手が出ると苦しくなる
安さは分かりやすい強みです。
ですが、安さだけで選ばれている会社は、もっと安い相手が出てきたときに比べ直されやすくなります。
しかも、BtoBでは単に仕入れ価格だけで判断されるわけではありません。
取引先にとって本当に大事なのは、自社の先にいるお客様にまで、きちんと価値を届けられるかどうかです。
たとえ少し安くても、説明しづらい、使いづらい、問い合わせ対応が遅い、トラブル時に不安が残る。
そうなれば、結果的に取引先の負担は増え、その先のお客様の満足度も下がってしまいます。
だから結局、安い会社より、安心して任せられる会社のほうが強いのです。
“この会社に頼みたい”は、派手さではなく積み重ねで生まれる
「頼みたい会社」になるために、特別なことが必要なわけではありません。
むしろ大事なのは、日々の地味な積み重ねです。
話が早い。
約束を守る。
相手の立場を理解している。
納品した後のことまで考えている。
問題が起きたときも逃げない。
こういう積み重ねが、「この会社なら大丈夫」という信頼をつくります。
企業が提供するものは、商品そのものだけではなく、問い合わせから納品、運用、フォローまで含めた全体の関わり方です。
そして、多くの顧客は、その関わり方を商品やサービスと同じくらい重視しています。
強い会社は、取引先の“その先”まで考えている
本当に強い会社は、「どう売るか」より先に、「どうすれば取引先の先にいるお客様に、より良い使いやすさや安心感を届けられるか」を考えています。
たとえば、
- 取引先が説明しやすい形に整える
- 現場で迷わないように分かりやすくする
- 納品後の使い勝手まで意識する
- 問題が起きそうな点を先に共有する
- 最後に使う人が安心できる形で届ける
こうした視点(BtoBtoCという考え方)がある会社は、単なる仕入先ではなく、取引先の信頼づくりを支えるパートナーになります。
まとめ
値段は大事です。
でも、値段だけで選ばれる会社は、もっと安い相手が出てきたときに苦しくなります。
一方で、
「この会社なら安心できる」
「この会社なら、その先のお客様にもきちんと届く」
そう思ってもらえる会社は、簡単には置き換えられません。
BtoBで本当に強い会社は、目の前の顧客だけではなく、その先にいるお客様の使いやすさや安心感まで考えている会社です。
値段で比べられる会社より、“この会社に頼みたい”で選ばれる会社。
そして、“この会社なら、その先のお客様にもちゃんと届く”で選ばれる会社。
そういう会社のほうが、結局は強いのだと思います。
だからこそ、BtoBtoCという考え方を大事にしなければならないのです。
さて、皆さんの会社は、取引先のその先にいるお客様のことを考えている強い会社になっていますでしょうか?