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2026.06.09
社長ブログ
部下が本音を言わないのは、遠慮ではなく“予測”しているから
職場で「もっと自由に意見を言ってほしい」と感じることは少なくありません。
けれど、部下が黙っている理由は、単純に遠慮や消極性だけではないことがあります。
実はその沈黙の裏には、「ここで言っても意味がないかもしれない」「言ったことで面倒なことになるかもしれない」という予測が隠れていることがあります。
人は、相手の反応をある程度先読みしながら話しています。
そのため、否定されそうな空気や、聞いてもらえなさそうな雰囲気を感じると、言葉を飲み込みやすくなります。
沈黙は性格の問題というより、その場の空気に対する自然な反応であることが少なくありません。
会社の中で本当に怖いのは、問題がないことではなく、問題があっても表に出てこないことです。
小さな違和感や現場の不安が共有されないまま積み重なると、あとで大きなズレや事故のような形で表に出てきます。
だからこそ必要なのは、「何かあったら言って」と呼びかけることだけではありません。
「ここでは言っても大丈夫だ」と感じられる空気を、日頃からつくっておくことです。
本音が出る職場は、安心して言葉を出せる職場です。
本音が出るかどうかは、話す側の勇気だけで決まるものではありません。
聞く側がどんな空気をつくっているかが、職場の言葉の量を大きく左右します。