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2026.06.11
社長ブログ
頼みやすい人に仕事が集まりすぎるのは、能力ではなく“認知の偏り”かもしれない
職場では、なぜかいつも同じ人に仕事が集まることがあります。
しかもその相手は、たいてい「仕事ができる人」「感じよく引き受けてくれる人」「頼んでも嫌な顔をしない人」です。
周囲はそれを自然なことのように受け止めますが、そこには能力だけでは説明できない偏りが含まれていることがあります。
人は、一度頼んでうまくいった相手に、次も頼みたくなるものです。
「この人なら大丈夫」「この人なら受けてくれる」という印象が積み重なると、依頼はさらに集中しやすくなります。
こうして、仕事の偏りは少しずつ固定化していきます。
ただ、仕事が集まることと、その人に余裕があることは同じではありません。
役割が偏れば、本人の負担は増え、疲れやすくなります。
さらに、周囲に仕事を任せる機会が減ることで、組織全体が育ちにくくなることもあります。
負荷の偏りは、結果として生産性や安定感まで下げてしまいます。
本当に強い組織は、頼みやすい人に頼り続ける組織ではありません。
仕事が偏りやすい流れそのものに気づき、役割を分散できる組織です。
表面上はうまく回っているように見えても、同じ人ばかりに負担が集まる状態は、長く続くほど危うくなります。
仕事の配分を見るときは、能力だけでなく、「なぜこの人にばかり集まるのか」という見えない偏りにも目を向けることが大切です。
その視点があるだけで、職場の負担のかかり方は大きく変わってきます。